小規模多機能の特徴

認知症ケアモデル

認知症の高齢者は環境が変わると混乱しやすいため、同じ場所で「通い」「泊まり」ができて、顔なじみの職員の「訪問」が受けられる小規模多機能の効果は大きく、他の大規模施設でなじめなかった認知症高齢者が小規模多機能で安定するケースは少なくありません。

  一人ひとりの状態や状況やニーズにあわせた柔軟な対応が可能となるのは小さく、しかし多機能である。小さいからこそ、できること、見えることがあるのです。

在宅で、そして地域で暮らし続けることを支える切り札と言えるのではないでしょうか?

利用例の紹介

〇認知症であり、介護サービスの介入が難しい
⇒「訪問」で関係性を構築し、「通い」につなげる
〇認知症であり、薬の管理が出来ない。
⇒安否確認を含めた短時間訪問が可能。「訪問」で服薬の支援を行います。
〇退院後、すぐに自宅に戻るには不安がある。
⇒一定期間「泊まり」を利用し、自宅に帰る練習をしながら徐々に自宅に戻ります。
〇長い時間は通いたくない。もしくは日中家族は不在な為、長い時間通ってほしい。
⇒短時間での「通い」や長時間(朝早く、夕食後に送迎)の「通い」に対応
〇一人暮らしをしているが、何かあった時に不安である。
⇒体調不良等の緊急時にかけつけ、必要に応じて泊まることができます。